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楽曲やライブの話

今年の楽曲10選【2020】

2020年も残すところ数日となりました。

本記事では2020年で聴いた楽曲で特に印象に残っているものを10曲挙げていきます。

 

 

 

前書き

今年はご存じの通り、某ウイルスの影響でほとんどのイベントが中止・延期になるどころか、外出自粛もあり、去年とは打って変わって在宅であることが多い年でした。

そもそも今年は年明けからまだ知らない楽曲をどんどん聴いていこうという機運が自分の中で高まっていたので、時間があるうちに様々な楽曲に手を付けていました。

Apple musicのサブスクに登録したり、たまたまアニソンDJをしている方と知り合いになっていろいろ教えてもらったり影響されたりしてコンテンツの波に溺れてたら気づけば今年が終わろうとしているの、ホラーでしかない・・・。

 

また10選は「私が2020年に聴いて、良かった曲」という括りなので、曲自体は2020年以前のものも含まれていますのでご了承ください。

 

楽曲

AMATERRAS/KARAKURI 2039

初出:2018年

作詞:SATSUKI-UPDATE

作曲:Cher Watanabe 

AMATERRAS

AMATERRAS

  • KARAKURI
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

恥ずかしながら今年に入ってからはじめてナナシスの曲を聴きました・・・。まだ網羅できていませんが、現状ナナシスでは特に曲なので入れています。

サビのリズムがめちゃ良いですね。やっぱり韻を意識しているのでしょうか?

「私の闇を照らす 貴方のアマテラス

 底抜けの正しさで いま疼きだす

 哀しみにだけ  宿る 愛しい 形

 どれだけ 抱きしめても 骨も残さない」 

 ↑文字に起こすとまた美しいな・・・。

曲調はザ・サイバー世界という感じで、ここまで雰囲気を作れるのもすごいなと思います。

またCVは秋奈さんなのですが、そもそも単純に秋奈さんの声がめちゃくちゃ好きなのでなんかもう刺さらない理由を探すほうが難しいですね。

 

エンゼルランプ/TROIS ANGES

初出:2018年

作詞:高瀬愛虹

作曲:伊藤翼

エンゼルランプ

エンゼルランプ

  • TROISANGES
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

アニメやアプリが展開されている「Re:ステージ!」の曲です。

リステ内ユニットのTROISANGES(トロワアンジュ)の楽曲なのですが、ユニット傾向としてはロックやバラード問わずシンフォニックというか、荘厳な雰囲気な曲調が多い印象で、リステ内でも特に刺さるものが多かったです。

再三各所で言ってしまってそうですが、女性ボーカルの超高音がめちゃ好きなので、例にもれずその系統では今年一番かもしれません。阿部里香さん上手すぎですね・・・。

 

ラクルコースター/ミラクル☆キラッツ

初出:2020年

作詞:栗原暁(Jazzin' park)

作曲:栗原暁(Jazzin' park)、前田佑

編曲:前田祐

ミラクルコースター

ミラクルコースター

  • provided courtesy of iTunes

 アニメ「キラッと☆プリチャン」の曲です。

作中ユニットである「ミラクル☆キラッツ」の4曲目にあたるのですが、アップテンポでスピード感のある曲になっています。女児向けらしいポップさもあるので、めちゃ聴きやすいですね。その中でも1Bメロと2Aメロラストの林鼓子さんの声の伸びが際立っているのが好きすぎる・・・。曲を出すごとに歌唱力上げすぎです。

 

オードリー/桜坂しずく

初出:2019年

作詞・作曲:月見草

オードリー

オードリー

  • provided courtesy of iTunes

ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会」の曲です。

オードリーについては以前別記事にて紹介しているので、割愛します。

magnetrice.hatenablog.com

 虹の曲を適当に聴いていた頃、1回は聴いていたのですが、2回目に聴いたときになぜか「この曲良すぎないか・・・?」ってなってから一生聴いていました。しずくの声自体が非常に好みですね。虹ヶ咲の中では現状でも一番好きな曲です。

 

23時の春雷少女/鬼頭明里

初出:2020年

作詞・作曲:田淵智也

編曲:やしきん・成田ハネダ(パスピエ)

23時の春雷少女

23時の春雷少女

  • provided courtesy of iTunes

鬼滅が話題になったことで一躍時の人になった鬼頭明里さんの曲です。声優としても以前から結構活躍していますが、近年ソロデビューもしています。

この曲はピアノの旋律が要所要所で際立っているのが良いですね。イントロでは一気に引き込まれ、2サビ終わりやラスサビまでの間奏の中で連打される部分がかなり好きです。

またAメロでは一度控えめになるのですが、Bメロになって『かくして少し近づいたんだ 君の勇気を感じ取った(1番)』のパートで出る力強い歌唱もここ好きポイントです。この歌唱の感じはサビ中でも表れていますね。

作詞・作曲はUNISON SQUARE  GARDENの田淵智也さんです。全く意識していませんでしたが、アニソン・声優アーティストへの曲提供めちゃめちゃしているんですね・・・。

 

チュチュ・バレリーナ/もな・るか・みき from AIKATSU☆STARS!

初出:2015年

作詞:只野菜摘

作曲:石原理酉

編曲:成瀬祐介(onetrap)

チュチュ・バレリーナ

チュチュ・バレリーナ

  • もな・るか・みき from AIKATSU☆STARS!
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 今年はアイカツシリーズを完走したこともあり、アイカツ楽曲もよく聴いていましたが、特に印象に残っているのがチュチュ・バレリーナです。アイカツ無印3rdシーズンの後半EDですね。

開幕からガンガンシンセを鳴らしており、迫力のあるメロディが続いていくので「女児向けアニメでこんなサウンドが流れることってあるんだ」という感想が第一に出ました。意外性もありますが、もちろん曲自体も非常に好みです。アイカツに触れないとなかなか知る機会ないの、この世のバグでは?

全体を通してサビも含めて大きくリズムが変わることはないのですが、一番最後の『おやすみ チュチュ・バレリーナ』で急に無音が挟まる瞬間に両手を広げて最高点に"到達"してしまいます。

 

何もしてあげられない/22/7

初出:2019年

作詞:秋元康

作曲:池澤聡

編曲:古川貴浩

何もしてあげられない

何もしてあげられない

  • 22/7
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 AKBなどで有名な秋元康がプロデュースするデジタルアイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」の曲です。

すべて秋元康が作詞をしているせいか、どの曲もどことなく歌詞が暗いです。あんまり詳しくないんですけど、AKBとかもそうなんですかね?この曲もタイトルで既にそういう雰囲気を出しています。

『誰かの嘆きや痛みに 耳を傾けることなく 傲慢に生きてきて ごめんなさい』

『僕が生きているその意味を ずっと考えてみたけど

  ただ一つ願ってた 君のことさえ守れなかった』

ネガティブな言葉が並びすぎだろ・・・。

それを強調するかのような、決してハイテンポではない重厚なメロディが印象的ですね。これは聴けば聴くほどハマるスルメタイプの曲でした。

余談ですが、22/7で一番好きな衣装はこの曲の衣装です。 

 

Black Reverie/L'Antica

初出:2020年

作詞:真崎エリカ

作曲:本多友紀(Arte Refact)

Black Reverie

Black Reverie

  • provided courtesy of iTunes

2020年度"""性癖"""部門 堂々の1位です。はるか昔に電気式華憐音楽集団さんに好みを固定されてしまってから、この手の曲は無条件で好きになってしまうので本当に良くないです。(良いけど) ドラムのビートが最高なんだ・・・。

歌唱の部分では、咲耶の歌唱パートに特に惹かれますね。

『眠れる庭園で 目覚めるファンタズム 始まってしまいそう 終わりのない So Dissy Night』の部分のように、アンティーカのメンバーの中でもこういう曲調に一番マッチしているよう高さな気がします。

作詞:真崎エリカさん 作曲:本多友紀さんという組み合わせはこの曲ではじめて知りましたが、これまでも私の好きな曲を書いていた実績があり、知ったときは腰を抜かしました。本多友紀さんの作る曲、どれも曲調がまったく異なるので、全然わからん・・・。

ついでにBlack Reverieを含めたこの二人の個人的"3種の神器"を貼っておきます。

ヒロインズドラマ

ヒロインズドラマ

  • あんな(cv.芹澤 優)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
Reach For The World!

Reach For The World!

  • AiRBLUE Moon[丸山利恵(CV:立花日菜)、宇津木聡里(CV:小峯愛未)、明神凛音(CV:佐藤舞)、遠見鳴(CV:土屋李央)]
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

私たちのSTARTRAIL/ラピスリライツ・スターズ

初出:2020年

作詞:松原さらり

作曲:南田健吾(onetrap)

私たちのSTARTRAIL

私たちのSTARTRAIL

  • ラピスリライツ・スターズ
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 今年の夏にアニメ化もされた「ラピスリライツ」のOPです。今回、10選の中で明確に順位をつけてはいませんが、付けるとすると2番目に好きな楽曲です。

王道オープニング感がありますが、一番注目しているのはイントロです。オープニングのイントロなのに、静寂のせいか、もう最終回っぽさが出ています。イントロで掴みに来る曲は本当に強い。

打って変わってサビはサビで盛り上がりを重ねていくのでメリハリもあり、曲の完成度の高さを実感させられますね・・・。

 

MIRAGE! MIRAGE!!/AiRBLUE Moon

初出:2020年

作詞:中村彼方

作曲:光増ハジメ(Firstcall)

MiRAGE! MiRAGE!!

MiRAGE! MiRAGE!!

  • AiRBLUE Moon[丸山利恵(CV:立花日菜)、宇津木聡里(CV:小峯愛未)、明神凛音(CV:佐藤舞)、遠見鳴(CV:土屋李央)]
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 「私たちのSTARTRAIL」が2位だった、じゃあ1位は?

それは・・・MiRAGE! MiRAGE!!」です。

ポニーキャニオンが主導で展開しているアプリ「CUE!」の作中ユニットの曲です。今年は結局これを超える曲がなく、堂々のぶっちぎりでした。今でも1日1回聴いています・・・。

 なんといっても疾走感がエグいです。特徴的なのは各所で出るシンセの音なのですが、ラスサビ前のギターソロやAメロを支えるベースの部分も非常に良いですね。楽曲初心者の私でもわかるくらいにはそれぞれの楽器の主張がちゃんと出ているのに、ごちゃごちゃ感がなくスマートさがあります。

 

『そんなことは想定内 どっちにしたって """わかってる"""』←狂おしいほど好き

 

ちなみにアプリはゲーム性は置いといて、シナリオやイラスト、モーションなどの出来は結構良いです。アニメ化も決まっていて楽曲も全部強いので個人的に頭の片隅に置いていてほしいコンテンツですね。

最後に

今年は楽曲提供者にも注目するようになり、興味を持った作詞・作曲者の作っている曲を調べて聴いていく、といったことも視野を広げる一因になりました。

曲単体で評価したいので、著名な作曲者=絶対良曲というような先入観は持たないよう、あくまで一つの基準として参考にするスタンスでいきたいのですが、それでも毎度毎度好みの曲を作り続けてくれる方がいるのも事実なので、敵わないですね・・・。

 

今回はあえてジャンルをアニソン・ゲーソンに絞って10選にしましたが、次やるときは全ジャンルでやりたいと思います。